ブラジルセリエB第12節: 注目の試合とデータ分析
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ブラジルセリエB第12節: データで読み解く
眠らないリーグ
1971年に創設されたブラジルの2部リーグは、世界でも有数の競争力を持つ下位リーグに成長しました。20チームが4つの昇格枠を争う中、今シーズンは特に接戦が続いており、トップ10チームの勝ち点差はわずか8です。
予想を覆した試合結果
ボタフォゴFR 3-2 パラナ(7月19日)は統計的に見ても驚きの結果でした。パラナの防御率(試合あたり0.8失点)から算出した勝利確率は68%でしたが、ボタフォゴは期待得点1.7から3得点を挙げる大番狂わせを演じました。
パイサンドゥによるクイアバ5-2撃破(7月19日)も注目すべき試合でした。パイサンドゥはビッグチャンス5回全てをゴールに結びつけ、クイアバは期待得点を1.3下回る不運な結果に終わりました。
要注目チーム
ゴイアスは3-1でクイアバに勝利し、4連勝でリーグ最高記録を更新中です。分析によると、この4試合での期待被得点は試合あたりわずか0.6で、アトレチコ・ミネイロ並みの堅守を見せています。
一方、昇格組のアマゾナスFCも注目に値します。伝統的な強豪クイアバを3-1で下した彼らは、相手陣内でのパス成功率85%という攻撃的なサッカーを展開しました。
データが示す傾向
12節終了時点で:
- 43%の試合が引き分け(リーグ平均38%を上回る)
- ホームチームの勝率は僅か48%(前季53%から低下)
- 75分以降の得点が28%の試合を決定づける
この不安定性こそが、セリエBを分析家にとって魅力的かつ苛立たせる理由です。私のファンタジーフットボール講座でも言っているように、「混沌こそ機会なり」です。
今後の注目カード
7月26日のフェロヴィアリア対鉄道労働者は要チェックです。鉄道労働者の中盤(ドリブル成功率87%)がフェロヴィアリアのハイラインを崩す可能性があります。また7月30日のゴイアス対CRBは、異なるスタイルの対決として私の予測モデルを試す良い機会となるでしょう。
StatHawk
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