ブラジルセリエB第12節：データが語るドラマ

昇格争いが熱い 20チームが4つの昇格枠を争うブラジルの2部リーグは、最も予測不能なサッカーリーグです。1971年に創設され、今年はクルゼイロのような元強豪から野心あるアンダードッグまでが参加しています。

順位表を揺るがした試合

アバイ 1-2 パラナ（6月21日） 支配率63%、シュート数14本と優勢だったアバイが、80分以降に2失点で逆転負け。センターバックの走行距離が平均より1.2km少ないのが敗因でした。

ボタフォゴSP 1-0 シャペコエンセ（6月20日） 3-5-2システムで堅守を見せたボタフォゴSP。セットプレーから決めた54分の決勝点は、相手のゾーンディフェンスの弱点を突いたものでした。

注目すべき統計トレンド

• 75分以降の決勝点：今節全試合の55%
• アウェイチームの勝利率：35%（今節のみ）
• 先制チームの勝率：78%

次節予想：ゴイアス対クルゼイロの上位対決に注目。データモデルではゴイアスに53%の勝率を与えています。