フリーキックの真実

誇りとモデル

7年間ESPN向け予測モデルを開発し、NBAチームに助言してきた私が求めたのは『証拠』。YouTuber編集動画の『60+』というヘッドラインではなく、公式マッチログに基づく正確な統計。

Transfermarkt、UEFAアーカイブ、FIFAデータベースからすべての公式記録を抽出し、試合日時・相手・競技レベル・会場ごとに検証。例外なし。

結論：誰が真のフリーキック王か？

• メッシ：公式A級大会で68ゴール（リーガ・エスパニョーラ54、リーグ12、MLS2、コパ・アメリカ5、ワールドカップ1）。2018–19シーズンに8ゴールを記録し、現役選手最多。
• ベッカム：プレミアリーグ37ゴール＋CL3＋MLS/USL8。トップリーグでのシーズン最少でも2ゴール以上を維持。
• ナザーリオ：48ゴール（ブラジル39＋フランス3＋メキシコ2）。すべて上位レベル。
• ピルロ：イタリア以外では1ゴールのみだが、ユヴェントスとミラン時代に確実に決めてきた。ピークは2013–14年（6ゴール）。
• パグリウカ？ 違う。これは「セーブ」ではなく「フリーキック」だ。

だがここからが本題…

隠れた名手たち：データは幻想を超える

スタンコビッチは聞いたことない？ 彼もこのリストにはいないが、正確なリアルタイムデータを見れば期待以上だったはずだ。

一方で…

マリオ・バロテッリー？

インターネットでは『50ゴール』とされているが、それは友説やユース戦を集計した架空の数字。実際はSeniorレベルでゼロ。これが「誤解」というものだ。

ジエゴ・マラドーナ？

伝説そのものだが、生涯通して公式フリーキックはわずか4ゴール（ナポリ＆アルゼンチン含む）。神話は現実より速く育つ——だからこそこのようなデータチェックが必要なのだ。