黒牛の守備、数字が告げる真実

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黒牛の守備、数字が告げる真実

守備の幻影:黒牛の誤解された堅牢さ

2試合連続でゴールを許さず、0-0や1-0と結果は上々。しかし、スコアボードの裏にあるデータを見ると違った光景が広がる。

Optaデータを用いた回帰分析から明らかになったのは、この期間中の予測失点数(xGA)平均が1.8/試合という驚異的な数値。実際の失点はわずか1。差は+1.2/試合——まるで雷に打たれても濡れない状態。

ポゼッション65%以上ながら決定機を生かせず、相手も多数チャンスをつくるがすべて枠外かセーブ。これは「守り」ではなく、「運」に頼っているだけだ。

バックラインの位置取りスコアはリーグ最下位レベル。センターバック間隔3.7メートル——理想より40%も広く、チーム全員が通れる隙間がある。

感情ではなくデータで見ることで、真の弱みが浮き彫りになる。今後の強豪戦ではこの構造が致命的になる可能性大。

ChiDataDude

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